ホームページ、弊社工事ブログからご依頼頂きまして、茨城県石岡市に単相2線式から単相3線式への切り替え工事に伺いました。
工事前の外観です。室内側勝手口ドアの裏に分電盤があります。
小柱を経由しているので今回もまた設計に廻る案件です
こちらが既設の単相2線式の分電盤になります。
3回路で漏電ブレーカーは付いていません。
これでは一人暮らしでも厳しいかもしれませんね。
ただ・・・分電盤を開けてみると電線は3本では無さそうです。
各ブレーカーに2本入っているので今回は全て分けようと思いますので6回路にします。
単相3線用の幹線を引いていきます
電線を引き込む裏に穴をあけて塩ビ管を入れておきます
CVケーブルを室内に入れました
1次側2次側はこんな感じです
既設の単2の分電盤を外します
単相3線式の分電盤に交換しました。
あと4回路空きが出来ましたのでまだまだ増設可能になりました。
電線を繋ぎ終えたら絶縁抵抗を測ります(常識の作業です)。
この回路が一番悪いようです。
悪い回路でも2MΩ位なので特に問題ありません。
家電製品など機器が繋がった状態なので実際はもう少し良いと思います。
今回はちょっと考えが有って蓋つきのリミッタースペースありの分電盤を選択しました。
当店の作業はここで完了です。後日東京電力側の作業となります。
この記事を書いている時点での状況は樹木伐採の交渉に入るという事です。
交渉が済み次第小柱の幹線を引き直すのでしょう。
単3切り替えまで今しばらくお待ちください。
当店にご依頼頂き誠に有難うございます。
こちらの案件は一部国有地が絡んでいて結局申請をしたのは春でしたが単3化されたのは秋でした・・・・
ごくまれにこのように単3に切り替わるまで非常に時間が掛かることが有ります。
電気工事をお考えの場合は早めの対応をお考え下さい!