埼玉県さいたま市にアンテナの立替え工事で伺いました。
先日伺ったお客様でアンテナ線の交換を行った直後は良かったようですがその後
地デジで受信障害が起きたそうです。
前回行った作業は無駄ではなかったのですが、他にも不良個所が有るのでしょう。
今回は屋根上のアンテナは全て交換して構わないということです。
まず現在の受信状態を確認しておきます。
前回同様いきなり数値が極端に悪化するようです。
多分ここは頻繁にブロックノイズが出ると思われます。
現在東京MXは視聴できない状態です。
BSは問題ないようです。
これが既存のアンテナです。
おそらく地デジ工事としてはアンテナ工事は行っていないと思います。
前回ベランダのボックス内までアンテナ線は新しくしています。
見通しが良いので受信環境は良さそうです。
このUHFアンテナは日本アンテナのAU-20Lというローバンドのアンテナです。
ここで使用されているアンテナ線が怪しいのですがこのアンテナの場合アンテナ線を外すにはラジエーターを外さないと
アンテナ線が交換できないのですが一度外してしまうと錆で元に戻らない可能性が有ります。
屋根から降ろして解体しました。
新しいアンテナを組んでいきます。
アンテナマスト先端にはキャップを付けておきます。
キャップが無い場合は増すと内側に雨水が入って内側から錆が発生します。
アンテナ金具の部分はラッカーを吹いて錆を抑制します。
支線リングにもラッカーを吹いておきます。
今回使用したBSアンテナはサン電子製ですがこのBSアンテナのマウント金具はZAM(高耐食メッキ鋼板)が採用されています。
特別に支線を上段4本、下段4本の8本で張ってアンテナを立てました。
倒れることはまずないでしょう。
アンテナ引込線は前回引き直したのでそこは安心できますね。
ベランダのボックス内にあるブースター電源部を交換します。
ボックスが小さいので固定せず納まっていたのですがサン電子のブースターは縦向きの取付穴が有ります。
狭いボックス内でも固定出来ましたよ。。。
これは便利です。
工事後の室内の受信レベルです。
これで受信障害が解消されました。
15年以上は(竜巻やブースターの故障は除いて)アンテナのトラブル問題ないと思います。
ご依頼頂き誠に有難うございます。